７月２６日（水）、『富士山環境教育トレッキング』を開催しました。
この日はＪＦＡアカデミー福島の中学生女子選手１３名とスタッフの方２名が参加してくれました。
このイベントは、トレステが掲げる柱の１つ、「環境教育」の一環で、若い世代のみなさんにも富士山の自然環境や歴史・文化などについて学んでもらうことを目的に開催しています。
今回のトレッキングガイドは御殿場ボランティアガイド協会の川口勇雄市氏が先導し、元気いっぱいの女子中学生選手たちと共に、富士山御殿場口新五合目（トレステ） ～幕岩～四辻～二ツ塚（双子山）～富士山御殿場口新五合目（トレステ）の行程で富士山休養林を清掃活動しながらトレッキングしました。
当日は好天に恵まれたものの、御殿場市の7月観測史上最高気温を記録する猛暑の中でのトレッキング。幕岩から四辻へ上がる道中では「だるいー」、「あついー」といった声を上げながらも元気いっぱいで、双子山（下塚）に登る際にはキレのある走りで爽快に頂上まで走る抜ける選手たち。さすが未来のなでしこ候補と感心！双子山では眼前に迫る宝永山や上塚を見ながら昼食。富士山頂は雲で隠れてしまっていたけれど、雄大な景色を見ながらの食事にご満悦な様子。双子山からの下りのちょっとした砂走りでは、思い思いに走って転げる人が続出。笑いが巻き起こるなど、和気あいあいとした雰囲気で笑顔あふれるトレッキングでした。一転、講師の川口氏に雪代（雪崩）や高山植物やシカの食害など富士山の自然や歴史・文化の話では真剣に聞き入る選手たちが印象的でした。
大石茶屋からは清掃をしながら下り、競争のようにゴミを拾う選手たち。富士山を美しくしてくれて感謝です！
最後に頂上まで行きたい人？と質問をすると、多くの人は今度は頂上まで登ってみたいとのこと。来年には福島に戻る選手たちですが、いつかは富士山頂に登って富士山の魅力を感じて感動を味わってもらいたいものです。その際には御殿場口からだとういれしいな…